会社を選ぶにあたって(その2)

僕は大学に行っていないので、学生さんという存在に時間があるのか無いのか分からない。

研究にゼミに部活にサークル、バイト、そして卒論

結構忙しいように思えます

 

忙しくても、大学を卒業して就職するにあたっては企業研究をしなくてはいけない

というか、忙しくてもやりくりすれば企業研究をする時間を割ける、というのが一番の大学生の強みじゃないかと思う訳ですよ

きっと大学には就職支援の部屋があって資料がたくさんあって、いろいろアドバイスしてくれる人もいるに違いない

非常にうらやましい

 

僕はアルバイトの延長で前職に就職しました

就職した理由は、そこで働いている社員の人が情熱を持って働いていたから

売場づくりを工夫し、品ぞろえを考えて陳列方法を考えて・・・ってのを楽しそうにしていたから

こんな風に働けるなら、僕も働きたい

 

そう考えて就職試験受けて入社した。その事に間違いはなかった

おかげで18年間勤める事ができたし、好きじゃなかったらこんなに続かなかったと思うし、できたらそのまま在籍していたかった

でも一つ、とてもとても大きな後悔があった

 

それは、他の企業を知らぬままに調べることなく就職してしまった

 

小売業だから、誰かが作ったものを誰かから買って、それを誰かに売る

自分が作る、というものが無かった

 

子どもに、お父さんどんなお仕事してるの?何を作っているの?

と言われた時に答えるものがないのでは?

 

例えば、橋を作る・ビルを作る・洋服を作るなどなど

 

「このでっかい橋はお父さんが作ったんだぞ!」ってのに憧れたわけですよ

 

目の前のお客様に物を販売する、以外の会社

決して表には出て来ないけど、社会の役に立っている会社

この会社が無いと、何かが成り立たない会社

そんな会社を知ることも無く就職してしまった事の後悔

 

世の中にはたくさんの会社があるわけで、それらを知る・調べる事を怠ると言うのは大きな機会ロスだと思うので、時間を作って調べたらいいと思います

 

去年の新入社員の3人に、何で星の数ほど会社があるのにここを選んだの?って聞く機会の無いままに今に至ってしまったので、改めて去年の新入社員と今年の新入社員に聞いてみたいと思います。

以上、一昨年の新入社員でした。