長男も次男も福井生まれの福井育ちになる
転勤を伴わない会社に勤めたメリットとして、子供が転校をしなくても良いと言うものがあります
転勤・転校が無いのが当たり前と思っているかもしれませんが、周りを見渡すと、転勤する会社の方が多いんですよ
公務員だって、当然に転勤はあるわけです
転校生でいると言うことについては、それだけでブログを何回か書けるので取っておこう
とにかく長男次男が、転校という別にくぐる必要のない門をくぐらずに済む事に感謝しよう
転校も無く、幼馴染とずーっと福井にいて、大学に入る時に別れが来てという、ごく普通の子供として育って行ってくれれば、決断をした甲斐もあるというもの
実は僕が青森出身で実家は男鹿半島で・・・という話も、僕の父親が死んだ時点で子供たちには何の関係も無い話になる
子供たちは福井生まれの福井育ちだからね
子供たちが巣立った時に帰る場所は福井であり、僕が帰る場所は父親が死んだ時点で無くなる
僕には帰る場所が無く、いる場所しかない
でもそれは、子供たちの代でも同じ事が繰り返されて結果として自分が生きていた証も人の記憶にも残らずに消え去ってしまう
自分のアイデンティティーが消えて行く感覚のお話でした