34年ぶりの再会
いまから34年前に読んだ本です
弘前から引っ越しをすると決まった小学校1年生の僕に、近所のおじさんがプレゼントをしてくれました
マッコウクジラの子ども、セトロがお父さんと南極の海を目指して旅をする物語。その過程で成長する姿を描いたものです
子どもの時に面白くて何度も何度も読み返して、本を読むという習慣を身につけるきっかけになった本です
子どもの成長する姿を描いた物語、という認識でした
父親になって改めて読み返すと、この物語は父の物語でもありました
命尽きる事が分かっている父が、子供のためにできる事は何か?と考えて起こした行動と、全てを伝え切ったと感じてした父の判断とは・・・
子どもの時は意味が分からずに読み飛ばしていた「あとがき」に触れて、改めてこの物語と著者が伝えたかった想いがわかったように思えます
この本に再会できて本当によかったと思います
もちろん絶版本です
当時390円で出版されていたようです。アマゾンで探したら見つけちゃって3500円で買い直しました
CD1枚買ったと思えば安いもんです。購入金額が嫁にばれないように、金額明細は速攻で捨てました
子どもと寝る前に読む本になっているので、すぐには貸せませんが、興味のある方は言ってください
読み終わったらお貸いたします
ええ話やでぇ~