伝える事の難しさ、教わる側の厳しさ

先日の社長塾では「伝えることの難しさ」がテーマでした(だったと思う)

 

前に勤めていた会社もそうでしたが、教えていくスタンスは、「失敗して覚えていくもんだ」「わかるまでじっくりやってみよう」でした

一つの核があって、そこに教えられる知識・失敗や経験を通して身についていくスキルが塗られて行って、どんどん大きくなって一人前になっていくイメージでしょうか?

 

ふつうだけど、すごく良い方法だと思うし、それが当り前だと思ってました

 

でも、今のワイケー企画ではそれでは追いつかないんですね

「失敗して覚えよう」「わかるまで繰り返そう」の失敗、繰り返しの時間が惜しい。

確かに、失敗のフォローや2回3回と教えることの時間を考えると、それが無かった時との仕事量には大きく差がでます

 

だからこその、「教える」「伝える」側のスキルを鍛えていかなきゃね、という事でした

 

でも、教えられる側のスキルも鍛えないといけないと思いました

教えられる側は、基本的に「分からないことが分からない」わけです

 

「そこの棚が置き場所だから」と言われたら、普通は「はい、わかりました」と言いますが、その棚のどこに置くかまでは確認しないと思うんですよね

教えられる側も2回は聞きたくないから必死だと思うけど、新人に果たしてそこまで聞けるか?と言えば否と思います

 

なので、新卒さんが入ってくるときのオリエンテーションで、簡単に分かりましたとは言わずに、具体的に細かいところまで自分から聞いていいんだよ、納得するまでその場で聞きなさい、って言ってあげると、教わる側のスキルがその時点であがると思うんです

そのスキルを得ても、実際に社会人になりたての新卒さんや、或いは新人さんに細かく聞けるか?って言ったらそれは厳しい

教わる側も本当に厳しいですね

 

がんばろうね、来春に会う新卒さん・中途で入る新人さん、そして俺