死を意識する
死にたくなったこと数知れず
取り返しのつかない失敗や、先の見えないクレームなど
死にたくなることはたくさんある
でも、今日はそんなネガティブな話ではないのです
子供が生まれてから人生観は大きく変わりました
急激にではなくて、ゆっくりと大きくです
子供と次の休みは何をしよう?
子供とお風呂に入りたいから早く帰ろう
子供のしつけの為に、ここは譲らないでおこう
人生の第一義が「子供」になりました(妻じゃなくてごめんよ)
子供と妻と家族との素敵な未来を想像するだけで嬉しくなります
そして子供が成人する、あるいは職に就くまでは死ねないな、と言うところまでは良く考えますし思考も辿り着く
それまでの期間はあと20年くらい。それが過ぎたら余生です。死を待つだけ
ここまでもよく考える
もう一歩進んで、先日の帰り道に頭をよぎったのは
「死んでしまったら、子供と妻との記憶はどこへ行くのだろう?消えてなくなる?そんなのもったいない。誰かに預けることも、記録しておくこともできない。保存しておくためには生き続けなくてはいけないのか?」ってこと
死んだら素敵な記憶が誰にも、何にも共有することができずに消えてしまう
もしかして、おとぎ話に出てくる不老不死を求める人たちは、若さを求めるのではなくて、記憶を永遠に保ちたかったのではないか?
ここに思考が至った時、死ぬことが怖くなりました
死にたくないって初めて思ったかも
うーん、歳を取ったのかな~?